Vol.15 - note x Google資本提携で何が変わるのか?

今日の記事は、主に書籍『note副業の教科書』の読者の皆さま、ならびにnoteユーザーの方々向けの内容です。
安斎 響市 2025.01.18
読者限定


2025年1月14日、note社がAI関連でGoogleから出資を受け、資本業務提携を結んだことを発表しました。


今後、noteプラットフォーム上ではGoogleの生成AI「Gemini(ジェミニ)」をコンテンツ制作で使える機能も2月以降に提供すると述べられています。

note社の株価も、発表翌日の15日~17日にかけて大幅に上昇しました。

さて...... とはいえ、noteユーザーにとっては実際に何がどの程度変わるのか? というのが多くの方の関心事だと思います。何となく「Googleから出資される」ってすごそうだけど、これから具体的にどんな変化が起きそうか? というのを、note関連書籍の著者として書きます。

安斎響市・著 『note副業の教科書』(ぱる出版) 2024年11月発売  #PR



結論から言うと、恐らく、大して何も変わらないと思います。

ただし、これはベストケースシナリオです。実際に何がどうなるかはまだ、note社の社長を含め誰にも分からないでしょうが、ベストケースで「大して何も変わらない」だと私は思います。

ちなみに、想定されるワーストケースもあります。その場合は、Googleの資本が入ったことによって、ある意味でnoteは悪影響を受けると想像しています。この話は、この記事の後半で詳しく説明します。


noteの「AI機能」は、実は2年前からある

たぶん、あんまり知らない人が多いと思うんですが、実はnoteはコンテンツ制作をサポートするAI機能を約2年前から搭載しています。


AIに企画を考えてもらったり、目次を作ってもらったり、文章の書き始めを書いてもらったり、要約や翻訳をしてもらったり... という様々な機能がずっと前からあるんです。

ちなみに、これはOpenAI社のChatGPTをベースにしたものです。

今回のGoogle出資によって、このAI機能がChatGPTではなくGeminiを使ったものに置き換わるのかもしれません。

ただ、この流れには果たしてどんな意味があるのか? 一度立ち止まって考えてみる必要があります。

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続きは、2113文字あります。
  • その「AI機能」は、誰のために存在するのか?
  • Google出資による、考え得る「最悪のシナリオ」

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